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岡田外務大臣とクレーシ・パキスタン外相との会談(概要)

平成21年9月23日

(写真)


 9月23日、第64回国連総会出席中の岡田外務大臣は、国連本部にて、クレーシ・パキスタン外相と約15分間にわたり会談を行ったところ、概要以下の通り。

1.冒頭、岡田大臣から要旨以下を述べた。

 パキスタンの経済改革やテロ対策を評価。外相就任直後の記者会見で重要課題として気候変動、日米同盟関係、パキスタン・アフガニスタン支援の3つを挙げた。これまで以上に両国への支援を強化していく方針。自身、2005年のパキスタン大地震の三か月後に被災地を訪問したこともあり、パキスタンをできる限り早期に訪問したい。

2.これに対し、クレーシ外相は要旨以下を述べた。

(1)今般の政権交代にお祝い申し上げる。パキスタンが貴大臣の最初の訪問国の一つとなるよう、正式にパキスタンへ御招待したい。貴国はパキスタンにとって重要なパートナー。貴大臣がパキスタン支援の重要性を挙げられたことに勇気付けられた。

(2)貴国が東京でフレンズ会合及び支援国会合を開催し、10億ドルの支援を表明してくれたことに重ねて感謝。今後、支援の早期実施を希望するとともに、その際には無償やソフトローンの検討を御願いしたい。今後も二国間で十分に協議していきたい。

3.その他以下のやり取りがなされた。

 (クレーシ外相)貴国がパキスタンの海軍に燃料や飲料水を供給してくれていることに感謝している。新政権でもこの支援を継続して頂くことを希望する。また、官民連携のアイデアを提案しており、来年1月にはアラブ首長国連邦(UAE)において会合が予定されているところ、日本にも参加して頂きたい。

 (岡田大臣)民間セクターの活用は良い考え。我が国民間企業の進出にとって適切な投資環境を整備していただきたい。

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