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パキスタン・フレンズ首脳会合(概要)
平成21年9月24日
- 9月24日、パキスタン・フレンズ(Friends of Democratic Pakistan: FODP)首脳会合が、第64回国連総会の機に、米国、英国、パキスタンによりニューヨークで共催された。
- 本件会合は、本年4月17日に我が国がホストした東京会合、及び8月25日にイスタンブールで開催された閣僚会合のフォローアップとして開催され、ザルダリ・パキスタン大統領、オバマ米大統領、ブラウン英首相が共同議長を務めた。
- 本件会合には、20カ国、5国際機関が参加し、10か国の首脳、国連、世銀、アジア開発銀行(ADB)が演説を行った。冒頭、オバマ大統領がオープニングのスピーチを行い、それに共同議長国であるザルダリ大統領、ブラウン首相の発言が続き、その後、各国首脳レベルおよび各国際機関の長が発言を行った。我が国からは岡田外務大臣が出席し、国連総会一般討論演説中の鳩山総理のメッセージ(別添)が席上配布された。
- 各参加国からは、パキスタンのテロ、過激主義への取り組み、特に最近の北西辺境州マラカンド地域でのテロ掃討作戦の賞賛、パキスタンが直面する深刻な経済問題、とりわけエネルギー問題への取り組みの支援の重要性、アフガニスタンと接する国境地域(連邦直轄部族地域等)の開発の重要性及び信託基金の創設の歓迎と支援、パキスタン・フレンズの枠組みを通じたパキスタン支援の重要性、官民連携のアイデアなどに関する発言がなされた。
- 最後にオバマ大統領が締めくくりの発言を行い、会合を終了した。