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日ラトビア首脳会談(概要)
平成21年1月22日
麻生総理は、1月22日(木曜日)18時15分から約50分間、総理官邸において、ゴドマニス・ラトビア首相と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、麻生総理より、ゴドマニス首相の訪日を歓迎する、2007年の天皇皇后両陛下の御訪問をはじめとする要人往来を通じ、二国間関係が着実に進展していることを喜ばしく思う、この度長内(おさない)特命全権大使を派遣することにしたので、二国間関係が更に強化されることを期待する旨述べました。
これを受けて、ゴドマニス首相より、昨年の北京でのASEM首脳会合に続いてお会いできて嬉しい、昨日到着して以来充実した日程をこなしていると応じました。
- 日・ラトビア経済関係について、ゴドマニス首相より、今後一層強化していきたい、木材、医療品、物流、乳製品の面で協力していきたい旨の発言がありました。
麻生総理より、貿易拡大及び投資誘致に向けたラトビアの精力的な取組を評価する、両国間の貿易は近年増加傾向にあり、経済関係が更に発展することを期待する旨述べました。
- 金融・経済情勢について、ゴドマニス首相より、ラトビアは現在厳しい経済情勢にあり、90年代半ば以降の日本の経験につきお話を伺いたい旨の発言がありました。
麻生総理より、我が国の過去及び現在の取組について紹介し、内需拡大とそのための財政出動の必要性を指摘しつつ、我が国としては自国のみならず世界経済の安定のため引き続き積極的に貢献していく旨述べました。
- ラトビアへの観光促進につき、ゴドマニス首相よりこの夏の日本からのチャーター便就航計画を紹介し、麻生総理より大変結構である、現下の円高により我が国からの旅行者は増加する傾向にある旨述べました。