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中曽根大臣とゴドマニス・ラトビア首相の会談(概要)
平成21年1月22日

中曽根外務大臣は、1月22日(木曜日)19時15分から約90分間、飯倉公館において、実務訪問賓客として来日したゴドマニス・ラトビア首相との会談を行ったところ、その概要は以下のとおりです。
- 冒頭、中曽根大臣より、ゴドマニス首相の初めての訪日を歓迎する、総理、経済産業大臣、財務大臣との会談や京都訪問等短いながらも充実した日程を組まれていると承知しており、今回の訪日が貴首相にとって思い出深いものとなるよう期待している旨述べました。
ゴドマニス首相より、以前から訪日の希望を有しており、今回、訪日が実現したことは大変嬉しい、本日の麻生総理、二階経済産業大臣との会談では、金融危機について日本の1990年代の経験をお伺いすることができ、大変有意義であった旨述べました。
- ラトビアへの観光促進について、ゴドマニス首相よりこの夏の日本からのチャーター便就航計画が紹介され、中曽根大臣より、日・ラトビア間での活発な政府関係者や議会関係者の交流に加えて、チャーター便の就航により両国国民間の交流が活発になるのであれば、これほど嬉しいことはない旨述べました。
- アフガニスタンにおける協力について、ゴドマニス首相より、アフガニスタンにおいて日本とラトビアがかかわった案件が成立したと承知しており、感謝申し上げる旨の発言があり、中曽根大臣より、1月20日に、ラトビア派遣の開発アドバイザーが形成した飲料水供給計画の署名式が行われた、これは日本が約2500万円の資金を供与し、41本の井戸を掘って飲料水を供給する計画であり、今後もこのような連携を続けていきたい旨述べました。
- そのほか、中曽根大臣とゴドマニス首相は、金融・世界経済等の国際的課題や地域情勢について意見交換を行いました。