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第2期日韓歴史共同研究
(経緯と現状)

平成20年2月

1.経緯

(1)平成17年6月の日韓首脳会談(於ソウル)において、両首脳は、第2期歴史共同研究の立ち上げについて合意した。その際、古代史、中近世史、近現代史の3分科会に加えて、「教科書小グループ」を新しく設置し、両国の歴史教科書の記述ぶりについても検証することとした。

(2)また、共同研究の成果については、日韓両政府は、これを広く周知することにより、共通の認識に達した部分について、教科書編集の過程で参考とされるよう、各々の教科書制度の枠内において努力することとした。

(参考)第1期歴史共同研究の概要

  1. 平成13年の日韓首脳会談の合意(小泉総理-金大中大統領)を受け、翌年、日韓の歴史学者で構成される研究委員会と官民合同の支援委員会が発足。
  2. 研究委員会は、第1分科会(古代史)、第2分科会(中近世史)及び第3分科会(近現代史)の各分科会に分かれ、3年間の研究活動を経て、平成17年6月に「日韓歴史共同研究報告書」他のサイトヘ(約2000ページ)を公表。

2.現状

 平成17年10月の日韓外相会談で、共同研究の枠組みに合意。平成18年10月の日韓外相会談で、共同研究の早期立ち上げを確認。平成19年6月、東京にて、第1回共同研究委員会全体会議を開催し、今後のスケジュールや共同研究のテーマについて意見交換を行った。また、同年11月、第2回共同研究委員会全体会議を開催し、各分科会及び小グループの活動を概括し、今後の研究の方向について意見交換を行った。次回全体会議は、本年6月7日及び8日に日本で開催される予定。

<主要日程>
日付 内容
平成19年4月27日 第1回共同研究委員長会合(於:ソウル)
平成19年6月15日 共同研究日本側委員の安倍総理表敬(於:東京)
平成19年6月22日 第1回共同研究支援委員会(於:東京)
共同研究委員の麻生大臣表敬(於:東京)
平成19年6月23日 第1回共同研究委員会全体会議(於:東京)
平成19年11月24日 第2回共同研究委員会全体会議(於:ソウル)
平成20年6月7日・8日 第3回共同研究委員会全体会議(於:日本)(予定)
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