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平成21年7月3日
本3日(金曜日)16時30分から約30分間、麻生総理大臣は、訪日中のS.M.クリシュナ・インド外務大臣の表敬を受けたところ、やりとりの概要は以下のとおり。
1.冒頭、クリシュナ外相より、シン首相からのメッセージを伝達するとともに、本日お会いできてうれしい、中曽根外務大臣との間では建設的で実りある会談を行った、二国間関係の進展に満足しているが、いくつかの分野では更なる努力が必要と考えている、戦略的グローバル・パートナーシップを更に前進させたいと述べた。また、毎年の首脳の相互訪問は二国間関係の重要な要素であり、総理の訪印を楽しみにしている旨述べた。
2.これを受け麻生総理から、昨年10月にシン首相が訪日し、今年は日本側が訪問する側であり、訪印を検討したい旨述べた。
3.これに対しクリシュナ外相より、インド国民は日本の総理大臣の訪印を楽しみにしており、温かい歓迎を受けるであろう、総理訪印は二国間関係のシンボルになろうと述べた。
4.麻生総理より、気候変動に関し12月のCOP15の成功に向け日印間で協力していきたいと述べるとともに、京都議定書後の枠組みに参加する国については、日本の省エネや環境技術について提供していきたいと述べた。