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「日本・ドナウ交流年2009」記念レセプションの開催について
平成21年4月
4月14日(火曜日)、中曽根弘文外務大臣主催の「日本・ドナウ交流年2009」記念レセプションが秋篠宮同妃両殿下の御臨席を得て東京(ホテルニューオータニ)において開催され、170名を超える関係者が出席しました。
- 冒頭、中曽根外務大臣が挨拶を行い、本日レセプションにお越し頂いた多くの方の御尽力もあり、外務省で募集している「日本・ドナウ交流年2009」認定事業はすでに100件に迫る勢いにある、日本は外交での重要なパートナーである「日本・ドナウ交流年2009」関係4か国、即ち、オーストリア、ブルガリア、ハンガリー、ルーマニアとの間で長きに亘る友好関係を積み上げてきており、本交流年の機会により重点的に人の往来や記念事業を行うことにより、4か国との友好・協力関係を一層強化することを目指していると述べました。
- 続いて、本交流年の名誉総裁に就任されている秋篠宮殿下より、日本が関係4か国との間で節目の年を向かえる本年が、それぞれの交流年であるとともに「日本・ドナウ交流年2009」と位置づけられたことを意義深いことと考える、これらの国々はそれぞれ歴史と文化を誇り、日本との関係でも深い縁を有しているが、いずれも日本にとって強い信頼関係で結ばれた大切な国であるという共通点がある、5月にこれらの国を訪問する際にはそれぞれの国で歴史や文化、日本との友好の歴史にじかに触れることを楽しみにしている、本交流年の機会に予定されている様々な記念行事や人的交流を通して日本と4か国との良好な関係が更に深まっていくことを祈念する旨、御言葉を頂きました。
- 引き続き、関係4か国を代表してシュテファン=バストル在京オーストリア大使がスピーチを行い、ドナウ川は我々4か国を結びつける心の拠り所でもある、現在はそれぞれEUの加盟国となった4か国であるが、日本とは大変良好な関係を築いており、年間を通して本交流年に高い関心が寄せられることを期待する、秋篠宮同妃両殿下におかれては5月に4か国御訪問が予定されており、実り豊かな御滞在となることを祈念する旨、述べました。
- これらの挨拶に続き、中・東欧諸国と縁の深いヴァイオリニスト、天満敦子さんより、ルーマニアの憂愁の旋律「望郷のバラード」やドヴォルザークの「ユーモレスク」等のヴァイオリン演奏が行われ、会場は聴衆の方々の心に染みる暖かい音色に満たされました。