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日EU経済閣僚会合
平成23年5月3日
本2日（月曜日），午後2時30分から約1時間，松本剛明外務大臣は訪問先のブリュッセルで，デ・グフト欧州委員（貿易担当）（H.E.Mr. Karel De Gucht, European Commissioner for Trade）との間で日EU経済閣僚会合を行ったところ，概要以下のとおりです。
1．東日本大震災
- （1）冒頭，デ・グフト欧州委員より，今般の大震災へのお見舞い及び被災者へのお悔やみが表明され，EUとして日本への協力を惜しまない旨述べました。
- （2）これに対し，松本大臣から，東日本大震災について，欧州連合（EU）からのお見舞いや支援に対する謝意を表明するとともに，福島第一原発事故の現状及び対応について説明し，我が国として復興に向けた道を歩みはじめた旨述べました。
- （3）さらに，松本大臣より，原発事故との関連で，EUの中で食品，医薬品等について輸入規制の動きが出ていることにつき，我が国の対応を踏まえ，適切な対応を行うよう要請しました。
2．日EU経済関係
- （1）日EU・EPAについては，松本大臣より，来る日EU定期首脳協議において交渉開始に合意したいとの我が国の立場を伝え，議論しました。
- （2）議論の結果，定期首脳協議を成功させなければならないこと，そのために，必要な作業を加速させることで一致しました