欧州連合(EU)

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日EUビジネス・ダイアログ・ラウンドテーブルによる対政府提言書提出について

平成20年7月4日

  1. 福田康夫総理とヒュー・リチャードソン駐日欧州委員会代表部大使は、7月4日(金曜日)、官邸において、日EUビジネス・ダイアログ・ラウンドテーブル(BDRT)から日EU双方への対政府提言書を受領した。
  2. 対政府提言書は、BDRTのメンバーである日本とEUの企業によって共同で作成され、7月3日(木曜日)に第10回BDRT本会合で採択された。対政府提言書は、佐々木元NEC会長(日本側BDRT共同議長臨時代行)とジョルジュ・ジャコブズUCB会長(EU側BDRT共同議長)より総理およびリチャードソン大使に提出された。
  3. 対政府提言書を受領した福田総理は、「日EU関係の重要性につき認識を新たにしました。日欧経済界からの有益なインプットとして、今後の日EU関係強化のための政府レベルの議論の参考とさせて頂きます。」と述べた。

(参考)日EUビジネス・ダイアログ・ラウンドテーブル(BDRT)

 平成11年に設立された、日本とEUのビジネス界の対話の枠組み。年一回、日本とEUで交互に本会合を開催し、毎年日EU両政府に提言書を提出している。日本側共同議長は、岡村正東芝会長、EU側共同議長は、ジャコブスUCB取締役会長。事務局は、日欧産業協力センター。本年の提言書は、日EU経済連携について検討したタスクフォースの報告につき言及し、日EU政府がこの報告を産業界と共に議論することを提言するほか、GMOの利用、気候変動枠組み構築等の環境問題、エネルギー問題、直接投資促進、国際会計基準の調和、ICT利用、WTOの早期妥結、ライフサイエンス・バイオテクノロジー技術の開発等幅広い分野での、日EUの政府レベルで取り組むべき課題について提言している。

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