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風間外務大臣政務官のアジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)第2次アジア太平洋障害者の十年最終レビュー・ハイレベル政府間会合出席(概要)
平成24年11月2日
11月1日(木曜日),風間直樹外務大臣政務官は,韓国の仁川において開催されたアジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)第2次アジア太平洋障害者の十年最終レビュー・ハイレベル政府間会合に我が国の首席代表として出席し,ステートメントを行いました。ステートメントの概要は以下のとおりです。
- (1)障害者権利条約の精神である"Nothing about us, without us!"は重要な概念と考えており,障害者自身が意思決定過程に参加することについて,引き続き,その方針を堅持していく。
- (2)新たな課題の1つとして,防災と障害者が挙げられ,防災の視点が取り入れられている仁川戦略の実施に当たり,我が国の経験や知見を生かせると考えている。
- (3)持続可能な開発のためには,人間の安全保障の理念に立脚し,相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現する必要があり,ポストMDGsについても,障害者を始めとする社会的弱者への視点を踏まえた議論を進めることが重要である。
- (4)我が国は,引き続き,ESCAP事務局や他加盟国と十分に連携しながら,障害者施策を国内外ともに積極的に推進していきたい。
風間外務政務官ステートメント(英文)
(参考)アジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)第2次アジア太平洋障害者の十年最終レビュー・ハイレベル政府間会合
アジア太平洋地域における障害者への認識を高め,域内障害者施策の向上を目的に,1993年以来,10年ごとに行動計画を策定。本会合では,現在の「びわこミレニアム・フレームワーク」に代わる次の10年(2013~2022)の行動計画としての「仁川戦略」が採択された。