中東

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イスラエル・パレスチナ青少年による麻生総理大臣表敬について

平成21年8月4日

  1. 本4日(火曜日)11時より約20分間、麻生総理大臣は総理官邸において、金沢市主催で行われている「中東和平プロジェクトin金沢」に参加するため来日中のイスラエル・パレスチナ青少年計10名による表敬を受けた。
  2. 冒頭、総理から、イスラエル・パレスチナ情勢は政治的に厳しい状況が続いているが、大切なことは共存共栄に向けて双方が可能な取組から始めることである、この点、今回の交流事業が信頼醸成のきっかけとなり、イスラエル・パレスチナの未来を担う若い世代が協力していくことを期待する旨挨拶を行った。イスラエル・パレスチナ青少年からは、「今回の訪日プログラムにおいて、直接人と触れ合い、話をする機会を得て、平和に向けてお互いを知り、尊敬し合うことの大切さを知った」「中東和平のみならず世界の平和のために尽くしたい」といった感想が寄せられた。
  3. なお、この表敬には、来日中のイスラエル・パレスチナ青少年に加え、山出保金沢市長及び第1回「中東和平プロジェクト」主催者である四方八洲男綾部市長他が同席した。

(参考)「中東和平プロジェクト」

  1. 本プロジェクトは、京都府綾部市(世界連邦宣言第1号都市および世界連邦宣言自治体会長)が、「世界恒久平和を築くため、世界中の人々が地球市民として、国境を越えてお互いに連帯しよう」という世界連邦の趣旨に基づき、2003年に開始。交流を通じ、イスラエル、パレスチナ及び日本の青少年が平和の尊さや相互理解の重要性を学ぶことを目的とする。第2回は2004年に岡山市、第3回は2005年に徳島市、第4回は2007年に小金井市にて実施され、今回が5回目。
  2. 今次プロジェクトは、「中東和平プロジェクトin金沢実行委員会」(委員長:山出保金沢市長)主催で行われているもの。

    (1)受入期間:2009年7月30日(木曜日)から8月5日(水曜日)まで

    (2)受入人数:イスラエル高校生5名、パレスチナ高校生5名、引率者2名

    (3)プログラム内容:金沢市青少年との交流・歓迎会、日本文化体験、参議院表敬、在京イスラエル大使館及び在本邦パレスチナ常駐総代表部等参加の昼食会、都内視察等。

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