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アルフレド・モレノ・チャルメ
(Alfredo Moreno Charme)
1957年8月4日生
チリ・カトリカ大学工学部卒
シカゴ大修士(MBA)(1983年帰国)
期間 | 経歴 |
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1986年~2010年2月 | ファラベラ・デパート(ソディマック)理事 |
2005年~2006年 | Icare(当国財界フォーラム)会長 |
2009年 | テレトン財団(慈善事業財団)理事長 |
2010年3月~ | 現職 |
無所属(独立民主同盟党寄り)
スペイン語、英語
アナ・マリア・エチェベリア夫人との間に4人の子供
ファラベラ・デパート(国内の他、ペルー、コロンビアにも進出)理事及び元Icare(国内財界人フォーラム)会長等、財界出身。財界時代の業績として、チリ銀行のルクシック・グループ(鉱業、食品等関連企業グループ)への売却交渉(2001年)、ファラベラ・デパート及びソディマック(当国のホームセンター)の合併(2003年)等があり、高い交渉能力が評価されている。
外交そのものの経験には乏しいが、チリ国内・海外の財団等の理事を務めるなど、有力財界人として国際的に認知された存在。ウリベ・コロンビア大統領及びアモリン伯外相等と知己がある。大臣就任前の2010年2月、ピニェラ次期大統領とアモリン伯外相の会談に同席した。ピニェラ次期大統領は、FTAの活用を通じた経済成長及び雇用創出という形で外交を強化したいと考えており、今次起用に至ったとされる。
無所属であるが、アリアンサ(中道右派)の独立民主同盟党(UDI)寄りであると言われており、過去の大統領選挙にはアリアンサの候補を支持して選挙運動に参加した。
趣味は乗馬(ロデオと呼ばれるチリの伝統競技)、馬の調教等。自身の厩(うまや)を所有し、家族、招待客にショーを見せることもある。2005年にはチリ乗馬連盟(Federación del Rodeo chileno)の会長を務めた。