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ファン・エボ・モラレス・アイマ
(H.E. Mr. JUAN EVO MORALES AYMA)
1959年10月26日生
オルロ県オリノカ村
期間 | 職務 |
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1981年-1982年 | コチャバンバ県チャパレ地方 「サン・フランシスコ」農業組合スポーツ担当 |
1982年-1983年 | 同組合事務局長 |
1984年-1985年 | チャパレ地方「8月2日」農民組合書記 |
1985年-1988年 | 同組合事務局長 |
1988年-現在 | 同組合事務総長 |
1991年-1995年 | コチャバンバ県中央労働組合組合員 |
1994年-現在 | コチャバンバ熱帯地域におけるコカ生産者6連合代表 |
1997年-2002年 | 下院議員 |
2002年1月 | コチャバンバ県サカバ市でのコカ葉生産農民等による暴動を扇動したとして下院議会から除名 |
2002年8月 | 下院議員再選 大統領選挙に立候補、次点で落選 |
2005年12月 | 大統領選挙に立候補、53.7%の得票により当選 |
2006年1月-2010年1月 | 大統領 |
2009年12月 | 大統領選挙(新憲法に基づき実施)にて、再選(64%得票) |
2010年1月 | 大統領(2期目)就任(任期5年、2015年1月まで) |
未婚、子供2人
2003年3月 「第3回水フォーラム」出席
2007年3月 実務訪問賓客(実務訪問賓客)
スペイン語
ボリビア初の先住民出身の大統領。差別と排斥、「植民的」社会構造の抜本的転換を目指す。飲料水も電力もない高地オルロ県の貧しい農村生まれ。20歳でコチャバンバ県の熱帯地方(チャパレ地方)に移住してからコカ栽培者組合で頭角を現し、1997年に下院議員に当選。歴代政権が推進するコカ葉栽培根絶と、経済自由化政策に強硬に反対し、2002年には議員職を追放されたが、同年、下院議員に再選。03年、05年の政治危機を通じ、新世代の政治指導者としての地位を確実にし、05年末の大統領選挙で、国民の強い期待と支持を受け、当選した。第1期モラレス政権(06年1月~10年1月)の4年間(任期は5年の予定であったが、新憲法に基づき選挙が前倒しされたため、実質的には4年の任期となった)では、天然ガス、電気通信等基幹産業の国有化を進め、弱者への各種補助金を創設し、先住民の権利拡大、地方分権、大土地所有制限等よりなる新憲法を制定(09年1月)、改革への国民の圧倒的支持を背景に09年12月の大統領選挙で再選を実現、15年1月迄の長期政権となる。