1.案件概要 | |
(1)目的 | ミンダナオ島北部のアグサン川下流域において、灌漑施設を建設することにより、約8,000ヘクタールの灌漑可能農地を開発し、これにより同地域の米の生産の増大及び農民の生活水準向上を図る。 |
(2)手段 |
(a) 土木工事
(b)資機材調達
(c)コンサルティング・サービス
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(3)交換公文締結日 | 平成7年7月10日 |
(4)貸付契約締結日 | 平成7年8月30日 |
(5)供与限度額 | 40億4,000万円 |
(6)金利 |
2.7%
(コンサルティング・サービス2.3%)
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(7)償還期間(据置期間) | 30(10)年 |
(8)借入人 | フィリピン共和国政府 |
(9)事業実施機関 | 国家灌漑公社 |
2.経緯・現状 | 準備段階での遅延や調達手続きの遅延により事業が遅れていたが、これらの遅延要因は解決し、現在工事はほぼ完了している。 |
3.評価・今後の対応方針 | 事業の進捗を妨げていた要因は既に解決しており、工事もほぼ完了していることから、貸付を継続し、早期に完了する。 |
4.参考資料 | 交換公文、海外経済協力基金年次報告書1996年版(164ページ)、その他国際協力銀行から提出された資料。 |