1.案件概要 | |
(1)目的 | 急速に荒廃が進行しているケララ州アタパディ地区において、住民参加による植林、水資源開発などの事業を通じ、持続性のある発展を図りつつ、環境保全を図る。 |
(2)手段 |
(a)資機材調達
(b)土木工事
(c) 植林・農作物等の栽培活動資金
(d) コンサルティング・サービス
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(3)交換公文締結日 | 平成8年1月11日 |
(4)貸付契約締結日 | 平成8年1月25日 |
(5)供与限度額 | 51億1,200万円 |
(6)金利 | 2.1% |
(7)償還期間(据置期間) | 30(10)年 |
(8)借入人 | インド政府 |
(9)事業実施機関 | ケララ州地方開発局 |
2.経緯・現状 | 事業実施体制整備や住民参加による詳細計画策定の遅れにより事業が遅延したが、これらの遅延要因は解決し、現在事業は順調に進んでいる。 |
3.評価・今後の対応方針 | 事業の進捗を妨げていた要因は解決していること、インド側には事業実施能力が引き続き認められること、当該地区における土地の荒廃状況に鑑み、事業の必要性は依然高いことから、貸付を継続する。 |
4.参考資料 | 交換公文、海外経済協力基金年次報告書1996年版(155ページ)、その他国際協力銀行から提出された資料。 |