I.実施計画に基づく事後評価
2. 政府開発援助(ODA)
政府開発援助(ODA)の評価について
政府開発援助(ODA)に関しては、政策評価法が施行される以前より、国際的にも確立した評価の手法をも取り入れて、評価が行われている。
我が国のODAに関する評価は、1)我が国のODAの基本政策(ODA中期政策、重点課題別政策、国別援助計画等)を対象とする政策レベル評価、2)共通の目的を持った複数のプロジェクト等の集合体を対象としたプログラム・レベル評価、3)個々のプロジェクトを対象としたプロジェクト評価がある。
外務省では、外部の有識者から構成されるODA評価有識者会議に依頼して実施している第三者による評価を踏まえ、政策評価法に基づいて自己評価として政策レベルの評価と法に定められたプロジェクト評価を実施している。
第三者評価は、外部の有識者から構成されるODA評価有識者会議に依頼して実施している。被援助国政府・機関評価は、被援助国の視点を評価に取り入れるものであり、被援助国の政府関係者や大学、研究機関などに依頼して実施している。
*これらの評価結果については、外務省ホームページ→政府開発援助(ODA)ホームページ→資料(ODA評価報告書)に掲載されている。
また、外務省以外にも、実施機関であるJICA(独立行政法人国際協力機構)及びJBIC(国際協力銀行)、ODA関係省庁がODAに関する評価を実施している。
*実施機関の実施した評価結果については、JICA及びJBICのホームページにそれぞれ掲載されている。