省庁共通公開情報

I. 実施計画に基づく事後評価

I-1 地域・分野

(16)的確な情報収集及び情報分析への取組

施策名 16-1 的確な情報収集及び情報の政策決定ラインへの提供
目標 情報収集の強化と政策決定ラインへの適時の情報提供により、外交政策の立案・実施に寄与すること
評価の結果
「目標の達成に向けて相当な進展があった。」
(理由)本省と在外公館双方の関係者が一堂に会する会議の開催等により、在外公館に対し収集すべき情報は何か本省側の問題意識を的確に伝えるとともに、在外公館の情報収集活動を活発化することが可能となったこと、新たな情報源の開拓により在外公館の情報収集能力を強化できたこと、さらに政策部局へのブリーフ等を通じて情報の政策決定ラインへの適時・的確な提供が可能となったことから、総合的に見て、的確な情報収集及び情報の政策決定ラインへの提供という政策目標に向けて、想定された成果があったことを示している。
今後の課題 情報収集活動が一定の成果を得るためには長期的な視点が必要であり、平成18年度以降も在外公館における情報収集活動強化のための施策を継続又は拡充していくことが必要。
事務事業の扱い
  • 在外公館に対する情報収集に関する重点課題・指針の提示及び支援の提供等、在外公館の情報収集活動強化のための措置の実施→拡充強化
  • 情報収集手法の開拓及び整備→拡充強化
  • 政策決定ラインへの適時の情報提供→今のまま継続
施策名 16-2 的確な情報分析及び分析の政策決定ラインへの提供
目標 情報分析能力の強化と政策決定ラインへの適時の情報分析結果の提供により、外交政策の立案・実施に寄与すること。
評価の結果
「目標の達成に向けて相当な進展があった。」
(理由)
(1)外部有識者等の知見の一層の活用、分析要員のための研修等を実施することにより、情勢分析ペーパーの作成量及び質に向上がみられたこと。
(2)大臣、政務官等への幹部への各種ブリーフを活発化できたこと、また右ブリーフへの政策部局からの積極的な参加を推進したことにより、政策決定ラインへの適時・的確な情勢分析結果の提供が行えたこと。
今後の課題 情報分析能力の更なる向上のため、国内外の専門家との分析に関する意見交換の増大、関連情報のデータベースの更なる拡充、専門分析員の若干名の増加等の措置をとることが必要。
事務事業の扱い
  • 情勢分析能力強化のための政策部局との連携強化、外部有識者等の知見の活用→拡充強化
  • 分析要員の能力強化のための研修等の実施→拡充強化
  • 政策決定ラインへの適時の情勢分析の提供
    (分析資料の作成と提供、各種説明等の実施)→今のまま継続
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