省庁共通公開情報

I. 実施計画に基づく事後評価

I-1 地域・分野

(13)広報文化交流に関する取組

施策名 13-1 海外広報
目標 海外における対日理解の促進、対日親近感の醸成及び我が国の政策への理解の促進
評価の結果
「目標の達成に向けて相当な進展があった。」
(理由)
  • 当省の実施する広報活動は一定程度対象者に届いていると考えられる。
  • 海外における世論調査では一般的に我が国に対する好意・高い評価が見られる。
今後の課題 東アジア、特に中国を念頭に置いた広報の強化
事務事業の扱い
  • 政策広報→拡充強化
  • 一般広報→今のまま継続
  • 教育広報→今のまま継続
  • 広報環境調査→今のまま継続
施策名 13-2 国際文化交流の促進
目標 文化交流事業を展開・促進・支援することにより、日本文化そのもの及びその背景にある価値観(和を尊ぶ心、自然観、感性、美意識)等を伝達し、各国国民の対日理解を促進し、また親日感の醸成を図る。
評価の結果
「目標の達成に向けて相当な進展があった。」
(理由)文化交流の施策目標は、諸外国国民の対日理解の促進、対日好感度の向上、諸国民との相互理解の促進等であるが、文化交流事業の成果は中長期的に現れるものであり、ある年度の終了時点においてその年度の事業の効果を把握できないのみならず、国際情勢の変化や相手国政府の対日施策等の外部要因によって大きな影響を受ける。よって、文化事業の効果については、周辺的なデータにより判断せざるを得ない(よって、達成の程度についても直ちに把握することができない)が、在外公館や国際交流基金の実施している文化事業の裨益者の満足度も高く、日本語学習者数等、一部のデータについては前向きな統計が得られている。さらに、文化事業のより効果的な実施を確保するための様々な取り組みが行われているので、目標の達成に向けて進展があったと評価することが出来る。
今後の課題 新たに発生したニーズに応じて、文化交流事業を強化すると同時に、事業の「選択と集中」、他団体や他スキームとの連携の強化、招へい事業のフォローアップの強化、国際交流基金における自己収入の確保等によって、より効果的な事業の実施に努めていく。個別具体的には、各「事務事業」の事業の総合的評価の「今後の方針について」等において記載されているとおり。
事務事業の扱い
  • 日本の魅力の発信(在外公館文化事業・国際交流基金事業)→拡充強化
  • 人物交流事業→今のまま継続
  • 日本語の普及、海外日本研究の促進→拡充強化
  • 大型文化事業→内容の見直し
施策名 13-3文化の分野における国際協力
目標 文化、スポーツ、教育の振興のための国際協力、文化の分野に於ける国際規範の整備促進等の文化の分野に於ける国際貢献を通じ、各国の国民が経済社会開発を進める上で必要な活力を与え自尊心を支えることにより、親日感の醸成を図ること。
評価の結果
「目標の達成に向けて相当な進展があった。」
(理由)文化協力の施策目標は、人類の文化の更なる発展及び親日感の醸成等であるが、文化協力事業の成果は中長期的に現れるものであり、ある年度の終了時点においてその年度の事業の効果を把握できないのみならず、国際情勢の変化や相手国政府の対日施策等によって大きな影響を受ける。
 よって、文化協力事業の効果については、周辺的なデータにより判断せざるを得ないが、実施された事業の裨益者の満足度も高く、文化協力事業のより効果的な実施を確保するための様々な取り組みが行われている。よって、目標の達成に向けて進展があったと評価することが出来る。
今後の課題 新たに発生したニーズに応じて、文化協力事業を強化すると同時に、事業の「選択と集中」、他団体や他スキームとの連携の強化、「日本の顔」が見える支援の強化、既存の案件に係るフォローアップの実施等によって、より効果的な事業の実施に努めていく。個別具体的には、各「事務事業」の事業の総合的評価の「今後の方針について」等において記載されているとおり。
事務事業の扱い
  • ユネスコを通じた協力 →拡充強化
  • 文化無償資金協力 →拡充強化
  • 文明間対話 →内容の見直し
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