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外務省独立行政法人評価委員会
国際協力機構第2回分科会議事概要

1.日時

 平成19年8月31日(金曜日)15時00分~16時10分

2.場所

 外務省南庁舎(893号室)

3.出席者

(委員)井口武雄分科会長、南直哉委員、西尾隆、縣公一郎、伊藤るり、浦田秀次郎、川上照男、榛木恵子、渡邉紹裕の各委員(※オブザーバー:上野田鶴子委員、手納美枝委員)

(外務省)別所浩郎国際協力局長、廣木国際協力局参事官、上村司国際協力局政策課長、石兼国際協力局長補佐、藤原直考査・政策評価官他

(国際協力機構)黒木雅文理事、佐渡島志郎総務部長、大部一秋企画・調整部長他

4.議題

(1)国際協力機構(JICA)の統合をめぐる現状について

(2)平成18年度業務実績評価について

(3)第1期中期目標期間の業務実績評価について

(4)独立行政法人整理合理化計画について

5.議事概要

(1)独立行政法人整理合理化計画について、及びJICAの統合をめぐる現状について

 佐渡島JICA部長から、JICAの統合をめぐる現状について説明したところ、各委員から特段の意見はなかった。

(2)平成18年度業務実績評価について

(イ)小項目(34項目)

 前回分科会のとおり、Sが4項目、Aが27項目、対象外が3項目となった。各委員から特段の意見はなく、資料のとおり了承された。

(ロ)総合評価

 事務局より、前回分科会での議論を踏まえて一案を作成し、事前に各委員に送付したところ、コメントはなかった旨説明。委員から特段の意見はなく、資料のとおり了承された。

(3)第1期中期目標期間の業務実績評価について

(イ)中項目(18項目)

 前回分科会のとおり、Sが4項目、Aが12項目、対象外が2項目となった。事務局より、前回分科会での議論を踏まえ「評定の決定理由及び指摘事項等」に加筆修正を行った旨説明。委員から特段の意見はなく、資料のとおり了承された。

(ロ)総合評価について

 事務局より、前回分科会での議論を踏まえて一案を作成し、事前に各委員に送付してコメントをいただき加筆修正を行った旨説明したところ、「III.追記」以外の部分に関しては委員から特段の意見はなかった。「III.追記」について、委員からの主なコメントは以下のとおり。

  • 独立行政法人の事業運営の効率化が強力に進められていることは喜ばしいが、独立行政法人一律の短期的取組が質に及ぼす影響については注視する必要がある。これは独立行政法人全体に言えることではあるが、特にJICAのような安全保障や国際協力といった経済性だけで計れない事業の評価には注意が必要。
  • 第二期中期計画では、量の成果だけではなく質をいかに評価するかが課題である。
  • JICAは、発展への期待が高い組織だからこそ、効率化については一層の徹底をお願いしたい。

各委員のコメントをふまえた「III.追記」の表現や盛り込むべきポイントのまとめ方については、井口分科会長及び南委員長に一任することとなった。

(4)独立行政法人整理合理化計画について

 事務局より、独立行政法人整理合理化計画の策定に係る基本方針の概要について説明し、JICAが作成した整理合理化案について報告した。

(5)最後に、井口分科会長より、長時間にわたる審議への御協力に感謝する旨の挨拶があった。

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