
平成24年度(2012年度)高校講座 実施報告
平成24年6月15日
―長野県 長野西高等学校―
講演テーマ:「ある外交官の視点」
平成24年6月15日,長野県 長野西高等学校にて外務省軍縮不拡散科学部 通常兵器室 金子 千鶴事務官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- これからの日本の平和と繁栄を維持するために外交が重要であるということを学びました。平和とは,当然に与えられるものではなく,外交を的確に行うことによって保たれるのだと思いました。また,繁栄を維持していくには,成長地域の国の需要を取り入れるのが大切だとお聞きしました。
- 多くのことを教えていただいた中で,私は"他人の苦しみに寄り添う""共感する"ことが心に強く残っています。私もこのことは本当に大切なことだと感じました。もっともっとこれから世界のことを知っていって,これから出会う人,相手のことを考え,寄り添えるようになれたら,とても素晴らしいなと思いました。
- 今の私達に求められていることは外のことに関心を持ち,主体的に動き,そして価値観を磨き,様々な尺度から物事を,そして世界を見つめることなのだと思いました。
- 世界で通用する人間になるためには,異文化を理解すること,そのためにはまず,自分が住んでいる日本の文化をしっかりと理解し,それらに対して誇りを持つことが大切だと思う。
- 世界から見れば日本は核に対して意識の高い国であることと,原子爆弾に対して現在もプラスのイメージを持っている国があることに驚きを感じました。
- 講師がおっしゃっていたように「平和は勝手に続いているものではなく,いつも誰かが守ろうとしてくれているもの」だと思うので,十代の私たちは,十分に意見交換して,「価値観」を磨く必要があると思いました。