
平成24年度(2012年度)高校講座 実施報告
平成24年5月9日
―香川県 高松商業高校―
講演テーマ:異文化理解~ラテンの世界を覗いてみよう
平成24年5月9日, 香川県 高松商業高校にて外務省国内広報課 荻野 正裕首席事務官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 移住した日本人の安否も,何かあったときに一人一人確認していくというのを聞いて,びっくりした。
- 東日本大震災への他の国々からの援助の数や量,金額にびっくりしました。
- 震災時に日本が多くの支援を得られたのは,それまでの日本の行いからなるものであり,これからも外国とのつながりを守るためには,私たち若い世代の日本人の考え方がどう左右するかが大切だと思いました。
- もっと日本の人々に外国の支援の温かさを知ってもらうべきだと思います。そうすれば,日本からの外国の見方も変わると思う。
- 国ごとによって生活習慣が違うので,その国ごとに生活を変えて行かなければならないのはとても大変だと思った。
- 今まで国内にしか目を向けたことが無かったけれど,世界の中の日本という大きな視点で見ていきたい。
- 外国と関わるほとんどに外務省の人々が関わっているのを知り,とてもたくさんの仕事をこなしていることがわかりました。
- 世界では,日本に比べ治安が悪く,また貧困に苦しむ国々が少なくはないということを知り,私たちが何らかの形でそのような国々を支援できないものかと思いました。
- 国際交流をし,外国の方たちにもっと日本のことを知ってもらい,日本のためになるような仕事がしたいと思っていました。今回の講演を聞き,私の将来の夢は外交官になることに決めました。
- 外務省は外国語が出来る人しか入れないのかと思っていたけど,入ってからでも学ぶことができることがわかった。
- 海外の方とコミュニケーションを取るときには,その国の歴史,文化,風習など自分なりにその国についての理解を深めるという準備が大切だとわかりました。
- お話の中で,「空気は他人が作るのではなく,自分で作りなさい」という言葉が一番心にのこりました。“KY”というのは私たちの中では空気が読めないことだから悪い意味でとらえていました。でも荻野さんの話をきいて,“KY”というのはある意味いい言葉だなと思いました。
- 今までただ留学したいという気持ちだけだったものが,日本を伝えることや他国と支え合うこと,コミュニケーションを取り合うことなど,様々な目的を見つけられた。