
平成23年度(2011年度)高校講座 実施報告
平成23年11月17日
―長野県 飯田風越高等学校―
講演テーマ:真の国際人とは
2011年11月17日(木曜日)長野県飯田風越高等学校にて,外務省大臣官房外務報道官組織IT広報室 笠原 謙一首席事務官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- ‘真の国際人になるには?’という話題では,今までずっと他の国や相手のことをまず知らなければいけないと考えていましたが、それ以前に自分の事や自分の国をよく知り,好きになること,そしてそれを伝えることの出来る人が‘真の国際人’だという新たな発見が出来ました。英語が話せることよりも,話す内容があるという事が大切だと改めて感じました。私もそのような人になりたいです。
- 日本が,長野が,飯田が,そして‘自分’が好きですか?という質問から始まり、外務省ってどんな仕事なんだろうと興味を持ちました。
- 自分の事や県のこと,国について自分が分かっていないと人に話せないということは,凄く良く分かりました。授業の中で私たちの住んでいる飯田・下伊那について調べているので、これに繋がっているのだと思いました。
- 講師の方は,自分が行ったことのある国の説明の時,ただの国紹介だけではなく,体験談やそのことで学んだことを話していたので良かった。
- 相手の国の言葉や文化を知るということは逆に自国の言葉や文化を問われることになる,というのには衝撃でした。カナダの研修でも活かしていきたいです。
- 他県から見た長野はどういう風に見えるのか,他国から見た日本はどういう風に見えるのかも気になりました。逆に,自分もそういう見方で他県,他国を見たりしてたら何か新しい発見とかがありそうだなと思いました。
- もしなれるなら、外交官になってみたいなと思いました。たくさんの国に行って,たくさんの事を学んで,色んな事を吸収できるお仕事で。笠原さんの話を聞いていて,自分の仕事に誇りを持っているんだなと思いました。
- 他の省のやっていることが外国と関わるものがあれば,外務省も携わるという話を聞いて,広い範囲で物事を見ることが出来なくてはいけないと感じました。