
平成23年度(2011年度)高校講座 実施報告
平成23年11月16日
―兵庫県 川西明峰高等学校―
講演テーマ:外交官としての経験(+幾つかの雑感)
2011年11月16日(水曜日)兵庫県 川西明峰高等学校にて,外務省国際情報統括官組織第四国際情報官室 伊藤 俊哉上席専門官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 26年間外務省の仕事をしているだなんて,すごいなと思った。通訳の仕事のことや外務省のことなど色々聞けた。
- 総理通訳もこなしていた方ということで,やはり語学への情熱がある方だなと思いました。高校や大学の話では将来を決めかねていたということで,どこか親しみを持つことが出来ました。
- 通訳を通じて,お互いの国が思っていることを言葉に出して理解し合っていく。言葉で世界が動くということが,とてもすごいことだと思いました。
- 「通訳って何で出来るのだろう」という話には,すごく納得しました。「結局は,人間が同じ事を考えているだけである」という言葉に私はうなずいてしまいました。
- 「外国人」というだけで,自分の中で私たち日本人とは違うと決めつけていたので,そんなことはないのだと感じました。
ロシア人でも私たちと同じ人間だから「きれいだ」と感じたりするのは同じなんだと理解しました。
- 外交官は才能があって選ばれた天才しかなれない職業だと思っていたので,講師が「才能ではない」と仰ったのでびっくりしました。
- 講演では,伊藤さんが外交官になるまでのお話しと,今の英語の勉強をどうするべきか,将来的にどのようなことが必要になってくるのか詳しく教えてもらえた。特に今どうすればいいのかを話して下さったのは,すごく為になった。
- 今の勉強は受験のためではなく,将来にも繋がっているという事を感じました。