
平成23年度(2011年度)高校講座 実施報告
平成23年11月15日
―鹿児島県 志學館高等部―
講演テーマ:外交官として世界を舞台に働く
2011年11月15日(火曜日)鹿児島県志學館高等部にて,外務省国際情報統括官組織第3国際情報官室 石川 勇首席事務官を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- 外交官の仕事はやっぱり本当に世界を駆け回るお仕事であって,日本にとって,そして私たちにとってなくてはならない仕事だなとしっかり実感しました。
- 外務省は鹿児島県庁と同じくらいの人数で,そんなに大事でしかも膨大な量の仕事をしているなんて,とてもすごいと思いました。
- 今回の講演では,外交官の仕事についての説明を石川さんの実務を踏まえて話して下さり,分かりやすく理解することが出来ました。また,最近の世界の時事ニュースについて詳しく説明もして下さり,より深く関心が持てました。
- 自分の抱いていたイメージとは違い,外交官はとてもやりがいがあり一国を背負うという責任が重い仕事ということを学びました。外交官の人は皆,堅苦しくて能面のような人ばかりかと思っていましたが,ユーモアがあり面白い方でした。
- 外国との物事が決まるまでに,たくさんの人が色々な事をしているという事が分かった。TPPの事についても,デメリットしかテレビなどでは聞かないけれど,参加するメリットを知れたので良かった。
- 講演後の座談会で,「自分の意見を否定されることは,自分を否定される事と考えてはいけない。」というお話しが,私には一番印象的でした。私は自分の考えを否定されるとムキになって否定してしまうことがあったので,これからは心にこの言葉を留めて冷静になれるようにしたい,と考えました。
- 語学力がなくても外交官になることは出来ると聞いて,意外だなと思いました。でも人間が好きな人,コミュニケーションが取れる人がなれると聞いて,納得しました。
- 自分の意見をしっかり言い,相手を寛容な心で受け止められる本当の国際人になるように努めていきたいです。