
平成23年度(2011年度)高校講座 実施報告
平成23年5月10日
―山形県 楯岡高等学校―
講演テーマ:民間外交と外務省の役割
平成23年5月10日(火曜日),山形県 楯岡高等学校で外務省領事局海外邦人安全課 中筋寿樹課長補佐を講師とする高校講座が開催されました。
参加者からの感想(抜粋):
- グローバリゼーションが拡大している中,どんだけ日本が世界的に結びつけるかが重要だということが理解できた。今日の講演はたいへん勉強になったと思う。
- たくさんの経験をつんでいる中筋さんだからこそ話せる内容で,聞いていてためになった。
- 海外,日本との関係性や様々な数値などを村山市に置き換えて教えていただけたので,わかりやすかったです。
- 今回の東日本大震災の背景で,外務省の方々も動いているということにとても衝撃を受けた。外務省というものは一見,条約とか会議などの国際関連のことだけをしているのかと思っていた。しかし,実際は外国に住んでいる日本人が生活しやすいようにしたり,日本と外国をつなぐ重要な役割をしていることを知った。今まで外務省に対して堅いイメージを持っていたが,講演を聞いて,少し近い存在になった。
- 緊急事態発生時における自国民と国際協力について,ニュージーランド大地震,スマトラ島沖大地震,大津波の取り組みも外務省が関わっていることを初めて聞いたので,とても驚きました。
- ドラマや映画などで見ていた『外務省』という仕事は,遠い存在であると思っていた。しかし,詳細を知ると,私たちの‘あたり前’を支えているのだということが分かった。「外国語が話せて,頭が良くて…」そんなイメージだったが,人間的に考え,場合によっては日本を左右する決断をせねばならない,そういう面で本当に大変な仕事であると思った。
- 中筋さんが仰っていたとおり,私も日本の財産は「日本人」だと思います。将来自分も様々な国を訪れて,日本との違いを楽しんでみたいと思います。
- たくさんの職業があるけれども,どの仕事も人のため国のためになっていると思うので自分の将来を考えるのに世界にも目を向けたいと思った。