平成24年度(2012年度)外交講座 開催報告
平成24年12月12日
―立命館大学―
平成24年12月12日(水曜日),立命館大学に麻妻信一 アフリカ第2課長を派遣し外交講座を行いました。
テーマ: 日本とアフリカ ~アフリカの現状とTICAD Vに向けて~
講演内容: 日本のアフリカ外交の現状に併せ,TICAD Vの準備に関してそのコンセプト,会談概要について説明しました。またこの文脈でODA,ポストMDGsについても説明しました。
参加学生からの質問:
- アフリカにおける中国の動向
- 日本のODA政策
- アフリカの感染症問題
- ポストMDGs
- 日本企業の投資
- アフリカの紛争の状況 などなど
参加学生の感想:
- 今後日本がアフリカとどのように関わっていくべきか考えさせられました。
- 国際問題に対する日本のイニシアチブについて考えるきっかけとなった。
- 恥ずかしながらTICADについて知りませんでしたが,日本が中心となって動いているアフリカに関する会議があることを知ることが出来て良かったです。
- 実際関わっている人の話では,問題点,現状に加え,これからの構想というものがよく含まれているため,日本のこれからの立場ということが分かりやすい。
- 日本の援助の評価,特に良い評価についてはなかなか国民に知られていないので,JOCV(青年海外協力隊)の評価や人材育成などへの高評価についても知れて良かったと思います。
- 1回生のときに「ブラッド・ダイヤモンド」という映画を観て,少年兵や教育などについて興味を持つようになりました。今まで,興味を持ちながらなかなか勉強してこなかったので,これを機に勉強してみようと思いました。
- 日本が早くからアフリカの開発においてリーダーシップを発揮してきたことを頼もしく感じました。これからも健全な市場の発展のために日本が尽力していく必要があると思います。