平成24年度(2012年度)外交講座 開催報告
平成24年12月6日
―中央大学―
平成24年12月6日(木曜日),中央大学に飯田慎一 地球規模課題総括課長を派遣し外交講座を行いました。
テーマ: 日本の外交における人間の安全保障の視点
講演内容:人間の安全保障と人道的介入,保護する責任との異同,国家主権と人間の安全保障との関係など
参加学生の感想:
- 日本が主導しているhuman securityがなぜいくつかの国によって反対をされるのか,など日本外交が直面している問題についてより理解を深める事が出来た。
- 人間の安全保障という考え方を,日本が主体的に国際社会に訴えかけているということは,なかなか一般のメディアで取り上げられることもないため,大変貴重な機会だと思いました。
- 学術的なものを大学講義で学んでいるので,たまに実務家のお話を聞く機会も良かった。
- 100点満点がほとんど望めない中,50点,60点でなんとか折り合いを付けていく外交交渉の難しさの一端を知ることで,今現在,日本が国際社会の中で置かれている立場を認識する一助となり,とても有意義な時間でした。
- 双方向な講義だったので質問等でよく知りたいと思うことを知ることが出来たと思います。
- 日本の国民が協力して,人間の安全保障を守る活動について理解し,世界中に子供達を幸せにして欲しい。世界は近くなった気がしたが,まだまだ広く,大きく,沢山の国があるのだ,と気づいた。