平成24年度(2012年度)外交講座 開催報告
平成24年12月4日
―三重大学―
平成24年12月4日(火曜日),三重大学に松井恵理 経済連携課課長補佐を派遣し外交講座を行いました。
テーマ: FTA/EPA/TPPとは何か
講演内容:
- EPA/FTAの基礎的な解説,WTO協定や国内法との関係について
- 日本のEPA政策と現状
- TPPについて,TPP交渉の現状と日本政府の取り組みについて
参加学生からの質問:
- TPPについて各政党が色々な主張をしているが,それにより政府の対応は変わるのか
- 日EU・EPAの交渉で,EU側の自動車関税が撤廃されたとしても,代わりに日本は規制改革を受け入れるのか
参加学生の感想:
- 実際に交渉などに携わっている職員の方から話を聞くことが出来る機会はあまりないので,とても勉強になりました。また,職員の方の考え方を聞くことができたことも勉強になり,見方が変わりました。
- FTAとEPAの違いや違わないことなど初めて知った。今からの選挙に向けて有権者の理解を深めていって欲しい。
- 何となく分かった状態に落ち着いてしまうことが多いので,一般人に分かりやすく説明していただけるこのような機会でイメージを具体的に持つことが出来る。
- TPPについて理解できました。個人的な意見を持てるように,今後のTPPの行方に関心を払っていきたいと思いました。
- 外務省の現場の声はなかなか専門書でも触れる機会がないので,非常に貴重な機会である。
- TPPへの参加がもたらすメリット・デメリットをもっと日本国内に広く発信すべき。