平成24年度(2012年度)外交講座 開催報告
平成24年11月6日
―北海道大学―
平成24年11月6日(火曜日)、北海道大学に遠山茂 中国・モンゴル第一課地域調整官を派遣し外交講座を行いました。
テーマ: 中国内政の動向,尖閣諸島をめぐる最近の動き
講演内容:
- テーマに沿って,最新の動向やメディア報道では分かりづらいポイントなどを説明
参加学生からの質問:
- 今後の中国内政の見通し
- 尖閣問題に関する日本政府の基本的な立場
- 日本外交のあるべき姿
- 外務省の仕事のやりがい など
参加学生の感想:
- 中国の内政や尖閣諸島の話題は現在注目されていることなので,現在の国際情勢を理解する上で非常に役に立った。
- 今とってもホットな話題である中国について,現職の外交官の方からお話しを伺えてとても認識が深まりました。ニュースや新聞でもっと調べたくなりました。
- 元々対中外交に興味を持っており,その関心が一層強まりました。
- 可能なら,中国側の尖閣諸島への意見(自国のものである,という根拠)も説明していただけたら,なお分かりやすかった。
- 正直,中国共産党中心の内政についてほとんど知らなかったが,日本と全く違うと思った。
- 「時には譲る」という考えも持つ外交官のはずだが,自国の権利を思ったより強く重視しており,イメージと違うなぁと感心した。
- 関東,関西で説明会などがよく開かれているのは知っていますが,地方での回数をもう少し増やしていただければと思う。