平成24年度(2012年度)外交講座 開催報告
平成24年10月5日
―京都産業大学―
平成24年10月5日(金曜日),京都産業大学に木村泰次郎 通常兵器室上席専門官を派遣し外交講座を行いました。
テーマ: 国際平和と軍縮の取り組み
講演内容:
- 軍縮・不拡散とは
- 軍縮・不拡散はなぜ必要か
- 大量破壊兵器や通常兵器の問題に対する国際社会と日本の対応
- 外務省及び国連での勤務経験
参加学生の質問:
- 海外勤務への家族の同伴について
- インド・パキスタンの核不拡散問題と北朝鮮・イランの核不拡散問題の比較
参加学生の感想:
- 核兵器や大量破壊兵器など,ニュースではよく聞く話であっても,実際にどのようなものか知らなかったので,初めて知る事がたくさんありました。
- 日本が主導的に軍縮・核不拡散に取り組んでいるということを知ることが出来て良かったです。
- 日本は核保有国ではないので,核保有国と比べたら不利になる場合もあるのではないかと考えていたが,外務省の政策を知って安心できた。
- 日本ではあまりなじみの無い武器という視点から軍縮の必要性などを知識として得ることが出来た。
- 外交で重要なのは,最悪の事態においていかに互いが良い方向へ向かっていけるか,というのが意外であった。
- 国際平和への取り組みに自分も関与してみたいと思った。
- 非常に難しいことだと実感したが,いつの日か武力による脅威のない平和な世界が来ることを望む。
- 日本人が誇れるような活動をもっと広報していくべき。
- 外務省に入りたいなと思いました。もし高校生の時の自分に何か言うなら外務省を目指して勉強しろと言いたいです。