平成24年度(2012年度)外交講座 開催報告
平成24年7月24日
―千葉大学―
平成24年7月24日(火曜日),千葉大学に鴨下誠 南東アジア第一課課長補佐を派遣し外交講座を行いました。
テーマ: メコン地域における日本外交
講演内容:
- 東南アジア外交一般,ASEAN,メコン,ミャンマーその他
参加学生の質問:
- 経済学部に所属しているが,外交の場面でどのような商品が協定交渉の議論に上がるのか,そのプロセスを知りたい。
- EU統合が失敗に向かっている中,ASEAN統合のプロセスも困難なのではないか。
- 外務専門職受験に失敗した,アドバイスが欲しい。
参加学生の感想:
- メコン周辺の国がいかに日本にとって重要な取引相手国であるのかわかったし,貿易以外でも,政治的にも緩やかな枠組みをつくっていく動きがあると知って,これから東南アジアがもっと連携して経済的・文化的に発展していけたらいいと思った。
- 授業で学習した基礎的なことの上に現場の話を聞くことが出来た。初めて聞くこともあり,とても興味深かった。
- 日本においていかに東南アジア外交が重要視されているかが理解できた。
- 各国の駆け引きがあるという生々しい話があり,リアルに感じられた。
- 日本が世界においてどのようなポジションにいるのか,そしてどう世界と関わっているかを知れた。
- 外務省HPに国際情勢について解説してあることを知り,大変興味を持った。是非見てみたいです。
- 講師の方が言っていた「守るべき日本人の命がある」というフレーズに仕事への熱意があらわれていて関心を喚起された。
- 就職を考えるとき,いつも国内を前提に考えていたところがあったので,国外と関わりのある仕事の話を聞いて,興味がわきました。
- 次回の千葉大外交講座は「日本外交の未来図」についての討論会にして欲しい。