平成24年度(2012年度)外交講座 開催報告
平成24年6月29日
―広島大学―
平成24年6月29日(金曜日),広島大学に石井正文 総合外交政策局審議官を派遣し外交講座を行いました。
テーマ: 日本の外交政策について
講演内容:
- 日本及び周辺地域情勢の将来展望とそれに対応した外交政策のあり方
参加学生の感想:
- 日本は周囲の国々と様々な歴史的対立だとか,領土問題を抱えているけれど,結局のところ,一番重要なのは日本のもつ「武器」を生かしつつ,他国と協調していくことなのだとわかった。
- 政策決定における物の考え方について理解できたと思う。
- 米・中・露などの大国の現状と変化やインド・東南アジアの情勢が分かり,またこれから日本がどのように関係を持っていくべきなのかについて,やや認識が深まりました。
- そもそもの「外交」のスタンスを理解することが出来たことが大きく,事実に隠された背景,過程に今後目を向けることが出来るようになると思います。
- 日本の未来を導く責任の重い仕事だと思いました。
- 実際に受けてみて,本講座はとても興味深く面白いものだった。やはり,先生の語り口調が我々にも分かりやすいように工夫されていた点も大きいだろうが,テーマ自体も非常にためになる,外務省の方ならではの話であり,これからの日本の外交の将来について深く考えさせられた。是非これからも続けて行くべきですよ!!
- 最近話題になったTPPなどのイメージが外交の印象としては強いが,外務省の方はそういった「今」ではなく「20年先」を見据えて仕事をなさっているということが分かり,やはり外交のプロフェッショナルなのだと頭が下がる思いだった。
- 大学教授の講義とは違った視点からのお話しが聞けて面白かった。
- 今回のような講演は,資料やHPで得る情報にもまして,さらに刺激的で且つ興味深い,実践的なノウハウを聞くことが出来るすばらしい機会なので,可能な限り今後も続けていただきたい。
- もともと外務省での仕事を将来の職業として志望していたが,今回の講演でさらに関心が高まりました。
- 「わかる!国際情勢」のちらしが良かった。僕はゼミで「国際政治経済学」を学んでいるのだが,そういった自分にとってはこのようなサービスは非常にありがたい。