平成24年度(2012年度)外交講座 開催報告
平成24年6月18日
―島根大学―
平成24年6月18日(月曜日),島根大学に小野健 安全保障政策課首席事務官を派遣し外交講座を行いました。
テーマ: 我が国の外交・安全保障政策 ~実務家として~
講演内容:
- 自己紹介
- 外交,国益,戦略,安保環境,ARF
- シミュレーション
- 外務省の魅力
参加学生からの質問:
- 情報漏洩について
- 自民党政権と民主党政権での外交政策の相違
- 政治主導と官僚主導について
参加学生の感想:
- 政策一つ出すにしても国民にどんな利益があるのかしっかり考えられていて,大変なお仕事だと思いました。
- 仕事の内容を聞くだけでなく,「体験してみましょう」で実際自分の頭でいろいろ考えてみることによってより関心が持てた。(複数)
- 具体的な仕事内容や講師個人のご意見を聞くことが出来て良かったです。「何故外務省でなければならないか」「手段と目的を考える」という話が特に良かったです。
- 尖閣諸島は領土問題ではないということが分かった。
- "弱腰外交"と思っていたが,"誠実"だなと思いました。
- 外交とは,ボランティアではなく結果主義であることを強く主張していたことが印象深かった。
- 中国から見た日本の地図では,いかに中国にとって日本がさまたげになっているかが分かりました。
- 報道と生の声は全く異なっているので「外交講座」は良い機会だと思いました。