外務本省

JICAボランティア事業参加者への外務大臣感謝状授与式及び懇談会の概要

平成23年6月22日

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    山花郁夫外務大臣政務官冒頭挨拶
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    ボランティア代表による活動報告
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    懇談会の模様
  1. 本22日(水曜日),JICAボランティア事業参加者に対する外務大臣感謝状の授与式及び懇談会がJICA地球ひろばにおいて執り行われ,山花郁夫外務大臣政務官より代表者に感謝状が授与されました。
  2. 授与式及び懇談会には,今回の感謝状授与対象者である青年海外協力隊員,シニア海外ボランティア,日系社会青年ボランティア及び日系社会シニア・ボランティアの計182名のほか,「日本の国際協力~特に青年海外協力隊の活動~を支援する国会議員の会」会員の国会議員9名(佐藤公治参議院議員,樋高剛衆議院議員,川越孝洋衆議院議員,岸本周平衆議院議員,阪口直人衆議院議員,浜本宏衆議院議員,森山浩行衆議院議員,小熊慎司参議院議員,谷合正明参議院議員),民主党外務部門会議関係の国会議員3名(吉良州司衆議院議員,西村智奈美衆議院議員,道休誠一郎衆議院議員)など,約220人が参加しました。
  3. 山花郁夫外務大臣政務官は授与式の冒頭のあいさつにおいて,東日本大震災に際して途上国から頂いた多数の支援に触れ,その背景には,海外ボランティアを含めた長年にわたる国際協力で培われた日本に対する信頼感や友好協力関係があったとして,JICAボランティア事業参加者の国際貢献の功績をたたえ,帰国後は世界的視野をもったグローバル人材として内外で活躍できるよう,政府として参加者の活躍を応援していく旨述べました。これに対し,隊員代表からは授与式に対する感謝が述べられるとともに,バングラデシュにおけるフィラリア予防活動及びシリアにおける幼児教育活動,また,東日本大震災被災地におけるボランティア活動に関する報告がありました。
  4. 続いて行われた懇談会においては,出席の国会議員より隊員に対するねぎらいと励ましの言葉をいただくとともに,ボランティアの活動状況や成果,また,今後の進路などについて報告・意見交換がなされ,今後のボランティア事業のあり方や途上国経験を生かしたボランティアOB・OGの今後の社会での活躍について考える機会となりました。