- 6月27日(月曜日),山花政務官は,来日中のスティーブン・カレン米国弁護士による表敬を受けました。
- 冒頭,山花政務官から,子の親権問題に係る日米協議においてカレン弁護士から日本側関係者に対して,米国の司法制度等について説明していただいたことについて謝意を表しました。また,山花政務官から,我が国のハーグ条約締結の検討作業に深く関わってきている立場もあり,家庭内暴力(DV)の扱い等のハーグ条約に関連する米国の司法制度について高い関心を有している旨述べました。
- カレン弁護士からは,これまでのハーグ条約に関する自らの経験等が日本のために役立つのであれば光栄であるとし,子の連れ去り事案は刑事手続と民事手続の狭間に置かれる難しい問題ではあるが,子の福祉のための民事手続を定めるハーグ条約にのっとり処理されることが望ましいこと等について述べました。その後,米国におけるDVに関する法解釈やDV被害者への対応等について,意見交換が行われました。