
フリーマン化学兵器禁止機関(OPCW)技術事務局次長による柴山大臣政務官表敬
平成20年11月
11月19日、外務省の招待により訪日したジョン・フリーマン化学兵器禁止機関(OPCW)技術事務局次長が柴山大臣政務官を表敬したところ、概要は以下のとおり。
- 冒頭、柴山大臣政務官より、フリーマン次長の訪日を歓迎するとともに、我が国はOPCWの活動を積極的に支援し、国内実施支援ワークショップの開催、アソシエート計画等を通じて積極的な貢献を行っているが、引き続きOPCWとの協力の下、アジア諸国を中心として普遍化促進及び国内実施強化に取り組んでいきたい旨述べた。
- これに対し、フリーマン次長より、わが国が化学兵器禁止条約(CWC)を常に支持し、様々な活動へ貢献していることに謝意を表明しつつ、日本がアジア地域における普遍化へ積極的に関与し、様々な支援活動を行っていることを評価している旨述べた。
- また、柴山大臣政務官より、我が国は化学テロとの闘いに強い姿勢をとっており、化学テロ対策を重視している旨述べたのに対し、フリーマン次長より、OPCWとしては、CWCの完全履行が最も重要な化学テロ対策であると認識しており、CWCが定める規制が確実に実施されていれば化学テロ対策にも役立つと考えている旨述べた。