平成19年1月17日
1月14日~15日、関口政務官はパキスタンを訪問し、カスーリ外相及びカル経済担当国務相と会談した。また、パキスタン医科学研究所(PIMS)等の、我が国対パキスタン経済協力サイトを訪問した。
関口政務官はカスーリ外相及びカル経済担当国務相とそれぞれ会談した。各大臣から冒頭、パキスタン大地震災害復興に対する日本の支援に対する謝意が表明された。関口政務官からは、(イ)相互訪問と交流や対話を通じた日パ関係の促進、(ロ)南アジア地域協力連合(SAARC)の枠組みにおける協力の促進等のメッセージを先方に伝えるとともに、周辺地域の国際情勢について意見交換を行った。特に北朝鮮問題に関し、関口政務官より、北朝鮮による核・ミサイル問題と拉致問題についてパキスタン政府の理解と協力を要請した。先方からは、本件問題に関する日本人のセンシティビティについて十分理解する旨述べた。
カスーリ外相との会談
カル経済担当国務相との会談
関口政務官は、我が国対パキスタン経済協力案件のパキスタン医科学研究所(PIMS)及び建設機械技術研究所(CTTI)を訪問し、PIMSではハディ総長、CTTIではワヒード所長の案内の下、両施設を視察し、それぞれのパキスタン側関係者から、我が国のこれまでの支援に対する甚深の謝意が伝えられた。
パキスタン医科学研究所(PIMS)の視察
建設機械技術研究所(CTTI)視察