外務本省

ケネス・ロス・ヒューマン・ライツ・ウォッチ代表の西村外務大臣政務官表敬

平成21年4月

(写真)

  1. 西村外務大臣政務官は、4月9日(木曜日)10時より、約30分間、ケネス・ロス・ヒューマン・ライツ・ウォッチ(注)代表による表敬を受けました。
  2. ケネス・ロス代表より、スリランカ及びフィリピンにおける人権・人道状況等について説明があり、西村政務官に対して、これらの国々に人権状況改善等の申し入れの要請がありました。また、先方より、ミャンマーの民主化プロセス実現の課題等について述べました。
  3. これに対し、西村政務官より、我が国はこれまでもスリランカ及びフィリピンに対して、両国の人権・人道状況についての我が国の関心や懸念を伝えてきていること、また、今後も状況を注視しつつ、ご指摘の点も踏まえて対応を検討していく旨発言しました。また、ミャンマーについては、政治犯の恩赦やガンバリ国連事務総長特別顧問及びキンタナ特別報告者の訪問受け入れなどの一部前向きな動きも見られることに言及した上で、我が国としては政治的改革や民主化プロセスの進展を働きかけつつ政府の取組等を見守っていく旨発言しました。

(注)ヒューマン・ライツ・ウォッチは、米国に本部を持つ世界最大級の人権NGO。1978年設立。各国の人権状況の監視や政策提言を行う。2008年12月に国連人権賞を受賞。

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