平成19年12月
11月23日から24日の間、中山泰秀外務大臣政務官は中国の南京市を訪問し、「江蘇 Japan week in 南京」に参加したほか、江蘇省指導者と会見を行いました。
「江蘇 Japan week in 南京」は、2007「日中文化・スポーツ交流年」記念事業の一環であり、「南京大学文化無償協力同時通訳施設贈呈式」、「日本アニメ紹介ワークショップ」、「生け花実演」などの各種イベントを通じて江蘇省市民に広く日本を紹介することを目的として、在上海総領事館、江蘇省人民政府とが共同で開催しました。
中山政務官は、開幕式で「今回のようなイベントを契機として、未来の歴史に向けて両国の関係が促進されることを強く希望する」旨の挨拶を述べた他、アニメワークショップや訪日高校生との交流会にも参加し、「若い世代の交流を促進したい」と参加者に訴えました。これらイベントには学生を中心に300名近い市民が参加し、非常に盛況でした。
開幕式の様子
張副省長との会見
(1)呉冬華・江蘇省政治協商会議副主席
中山政務官より、日本と江蘇省の若い世代同士の交流の促進に貢献していきたい旨述べたのに対し、呉副主席は、江蘇省と日本との友好都市は32組と諸外国の中で最も多い、今後も日中友好に尽力したい旨述べました。
(2)張桃林・江蘇省副省長
中山政務官より、食の安全や農業技術、青少年などの分野における交流を更に深化させる必要がある旨述べたのに対し、張副省長は、若い世代での交流は重要であり、自分も交流の促進に尽力したい旨述べました。