9月22日(木曜日)14時30分から約25分間,中野譲外務大臣政務官は,訪日中のマリア・ファン・デル・フーフェン国際エネルギー機関(IEA)事務局長の表敬を受けました。概要は以下のとおりです。
- 中野政務官より,IEA事務局長への就任を祝福した上で,事務局長就任後,極めて早いタイミングで日本を訪問されたことを歓迎する旨述べました。また,IEAは日本のみならず世界のエネルギー安全保障にとって重要な機関であり,事務局長のリーダーシップを期待する旨を述べました。
- これに対し,ファン・デル・フーフェン事務局長より,IEAの活動に対する日本のこれまでの多大な貢献及び田中前事務局長の功績について称賛及び謝意が示されました。その上で,10月18日及び19日にパリにて開催されるIEA閣僚理事会に経済産業省とともに外務省からも是非出席をお願いしたいとの要請があったところ,中野政務官よりは,我が国としても同理事会を重視しており,然るべき対応を行いたい旨応答しました。
- さらに,中野政務官より,東日本大震災を踏まえた,我が国のエネルギー政策の今後の課題及び方向性について概要を説明するとともに,エネルギー政策は国民の間で非常に関心が高いところ,IEAからも知見を提供頂きたい旨を述べました。ファン・デル・フーフェン事務局長からは,これに対し,IEAとしても最大限の支援を惜しまない旨の発言がありました。