
ウィリアム・タン・シンガポール外務省ASEAN局次長による御法川外務大臣政務官への表敬
平成20年9月

- 9月9日(火曜日)午前11時30分から約20分間、御法川外務大臣政務官は、外務省の招待にて来日したウィリアム・タン・シンガポール外務省ASEAN局次長の表敬を受けた。
- 御法川政務官より、来日に対する歓迎の辞を述べた後、本年7月末までの1年間、シンガポールがASEAN議長国として果たした役割に祝意を示し、日本としては対ASEAN外交を重要視している旨述べた。また、サブプライム問題に発した世界経済の低迷に触れ、1997年のアジア通貨危機の経験から、アジアにおける金融資産を保護するシステムの構築が重要と考える旨述べた。
- これに対しタン次長は、招待に感謝の意を示すとともに、アジアにおける金融資産の保護についてはASEAN内においてもその重要性が認識されておりシステムの構築についても議論している旨述べた。また、アジア通貨危機の際に日本が果たした役割を述べつつ、この分野を含め、ASEANは日本を重要なパートナーと考えている旨述べた。
- その他、シンガポールを含む最近のアジア地域の経済情勢等について意見交換を行った。