
レゼンデ・ブラジル科学技術大臣による吉良政務官表敬
平成21年10月
- 10月2日(金曜日)、吉良外務大臣政務官は、京都で開催される第6回科学技術と人類の未来に関する国際フォーラム(STSフォーラム)への参加のため訪日したレゼンデ・ブラジル科学技術大臣と懇談しました。
- レゼンデ大臣から、この20年間にブラジルの科学技術は飛躍的な発展を遂げ、今日では日伯間の協力は双方の利益になると述べたところ、吉良政務官からは、60年代、70年代のブラジルは日本にとって資源の供給国だったが、現在はブラジルにおける技術の発展やインフラの整備により、日本企業は生産拠点としての投資先として、また、南米、北米、さらには欧州向けの輸出拠点としても関心を高めている旨述べました。
- 吉良政務官より、ブラジルがデジタルテレビ日本方式を早期に採用したことに対する謝意を表明したところ、レゼンデ大臣より、この採用決定は日本方式の技術力によるものであると述べました。また、吉良政務官より、現在ブラジルで建設が計画されているリオ-サンパウロ-カンピーナス間の高速鉄道についても日本の新幹線の導入が選択肢の一つとして検討されているが、日本の新幹線は安全性、運行の正確性を誇っており、ハードのみならずシステム全体としての素晴らしさがあるので考慮してほしいと述べたところ、レゼンデ大臣より、今回の訪日では京都まで新幹線を体験すると述べました。