浜田和幸外務大臣政務官は,1月9日(月曜日)から10日(火曜日)にかけて,キルギス共和国に出張したところ,概要は以下のとおりです。
- 浜田政務官は,以下の要人への表敬及び会談を行いました。
アタムバエフ大統領への表敬
オトゥンバエヴァ前大統領との会談
ババノフ首相への表敬
カザクバエフ外相への表敬
サティバルディエフ大統領府長官との会談
キルギス日本友好議員連盟メンバーとの会談 - それぞれの会談では,浜田政務官より,東日本大震災に際する先方からのお見舞いメッセージ及び支援に対する謝意を表明し,先方より,改めてお見舞いの言葉がありました。また,浜田政務官より,キルギスで民主的な大統領選挙が行われたことを高く評価するとともに,新政権誕生への祝意を述べました。
- アタムバエフ大統領よりは,我が国によるキルギス独立以来の一貫した民主化,市場経済化支援,特に東日本大震災後も,引き続き,日本が支援を継続していることにつき,謝意の表明があり,日・キルギスの関係が多方面において発展しつつあるとの評価が述べました。これに対し,浜田政務官より,本年は外交関係樹立20周年であるため,これを契機とし,両国関係を新たなレベルに引き上げたい旨述べました。
- ババノフ首相よりは,政治・経済の両面にわたって二国間関係を更に強化していくことが重要との発言があり,特に,日本からキルギスへの投資の拡大についての強い意欲が示されました。
- それぞれの会談で,双方は,本年が外交関係樹立20周年であり,これを契機とし,今後も両国,両国国民の間の関係を更に深化し,発展させていくことを確認しました。また,本年秋に予定されている「中央アジア+日本」対話・第4回外相会合の成功に向け,両国が緊密に協力していくことで一致しました。