外務本省

「ジャパン・スタディ・プログラム」参加代表の浜田外務大臣政務官表敬(概要)

平成24年3月9日

  • (写真:「ジャパン・スタディ・プログラム」参加代表の浜田外務大臣政務官表敬)
  1. 浜田和幸外務大臣政務官は3月8日(木曜日),「ジャパン・スタディ・プログラム」(文部科学省,外務省,観光庁共催)参加者11名の表敬を受けました。
     同代表は42カ国・地域を対象とし,在外公館や帰国留学生会,大学,在京大使館等を通じて募集した大学・大学院生等計216名から選出された11名です。同事業参加者は,我が国の復興の状況と日本への留学についての正しい理解のために,東京と東北地方(宮城県,岩手県,福島県)において,政府,大学,自治体の説明を受け,被災地の方々や日本人学生及び外国人留学生などとの交流,各種視察等を行う予定です。
  2. 浜田外務大臣政務官は,参加者の訪日を歓迎し,東日本大震災から一周年をむかえるこの時期に各国の若者が東北訪問も含む本プログラムに参加することは大きな意義がある旨を伝えました。また,日本の復興の状況を直に見聞きし,本プログラムを通じて得た体験を帰国後家族・友人と共有し,日本との「絆」を作ってもらいたい旨伝えました。
     さらに,参加者が帰国し,日本の復興についての正しい情報を広め,より多くの青年が日本に留学することを期待する旨伝えつつ,本プログラムの報告を行う際には,在外の日本大使館・総領事館が協力する旨伝え,全ての参加者が将来日本と各国の橋を架けることを希望する旨伝えました。
  3. 各参加者代表からは,今回本プログラムに参加することができ非常に光栄に思う,日本の文化や,自国と違う点を学び,多くの人と交流し,日本が復興に向かっている姿を学んでいきたい旨の発言がありました。

    (参考)「ジャパン・スタディ・プログラム」概要
    (1)東日本大震災以降,我が国への留学に対する懸念を払拭するため,我が国への留学(特に大学院)を検討している海外の大学生等を招へいし,東京と東北地方(宮城県,岩手県,福島県)において,政府、大学及び自治体からの説明,被災地の方々や日本人学生及び日本で学んでいる留学生などとの交流,各種視察等を行うことにより,我が国と大学の現状について正しく理解してもらう機会を提供するもの(文科省予算事業。外務省・観光庁共催)。
    (2)参加者には,事業終了後の本国での出身大学等での報告会等の開催が参加条件とされている。また,本プログラムの記録は在外公館が独自に行う日本留学説明会等で活用する予定。
このページのトップへ戻る
浜田外務大臣政務官 訪問・会談記録 |  目次へ戻る