外務本省

西村外務大臣政務官とヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁との懇談

平成21年11月

(写真)

  1. 11月24日(火曜日)、西村外務大臣政務官は、訪日中のヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁と懇談しました。
  2. 西村政務官より、アフガニスタン支援に関するUNDPの協力につき謝意を表明の上、今後も緊密に協力したいと述べました。これに対してクラーク総裁より、日本はアフガニスタンの復興支援に大きな役割を果たしており、UNDPとしても引き続き協力していきたいと応じました。また、アフリカ支援をはじめとするミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けた努力についても、我が国とUNDPとの間で二国間援助と多国間援助を相互補完的に組み合わせて更に協力していくことを確認しました。
  3. クラーク総裁より、国内の財政・経済状況が厳しい中でも、日本が世界に対して十分な貢献を行う意思と能力を示すべきであり、日本政府がODAの減少に歯止めをかけることを期待する旨述べました。これに対し西村政務官より、その点は理解しており、我が国のODAの重要性につき国内外にアピールしていきたい旨回答しました。
  4. この他に、UNDPが北朝鮮やミャンマーにおいて実施するプログラムの進め方やUNDPを含む国連開発機関と世界銀行をはじめとする国際開発金融機関との関係等についても意見交換が行われました。
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