外務本省

山根外務副大臣とグリンスパン国連開発計画(UNDP)副総裁との懇談

平成24年4月16日

(写真)山根外務副大臣とグリンスパン国連開発計画(UNDP)副総裁との懇談 

 13日(金曜日)午後17時から約30分間,山根隆治外務副大臣は,来日中のレベッカ・グリンスパン国連開発計画(UNDP)副総裁(Miss Rebeca Grynspan,Associate Administrator, UNDP)と懇談したところ,概要は以下のとおりです。

  1. 1.山根副大臣より,今年は,貴副総裁にも参加していただく東アジア低炭素成長パートナーシップ対話や7月に開催される大規模自然災害に関するハイレベル国際会議,ミレニアム開発目標(MDGs)関連イベントの共催等,日本とUNDPが協力して行う行事が多く, 引き続き,将来の国際開発課題の取組に向けた連携を強化していきたい旨述べました。
  2. 2.これに対し,グリンスパン副総裁より,ニューヨークで東日本大震災1周年の行事に参加したが,あのような惨事に見舞われながらも日本のUNDPに対する力強い支援に感謝が述べられるとともに,日本はアフガニスタンに対し重要なコミットメントをしており評価する,引き続き様々な開発課題に向けて日本と連携したい旨述べました。

(参考)グリンスパン国連開発計画(UNDP)副総裁
 コスタリカ国住宅建設相,経済担当調整相,社会問題相,財務副大臣のポストの歴任後,1994年から1998年にかけて副大統領を務める。2001年から2006年まで国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)準地域本部長,2006年から2010年までUNDPラテンアメリカ・カリブ地域局長を務め,2010年1月より現職。
 UNDP副総裁は,UNDPにおいて総裁に次ぐ第2のポストである。UNDPは,ミレニアム開発目標(MDGs)の達成に向けた取組を推進する主導的機関であり,また危機予防と復興,民主的ガバナンス,環境とエネルギー等の分野における中心的な役割を果たしている。UNDPは,我が国,国連,世銀と共にTICADの共催者でもある。


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