
バヤンムンフ・モンゴル食糧・農牧業・軽工業副大臣の山根外務副大臣表敬訪問
平成24年4月11日
山根隆治副大臣は,4月11日11時40分から約30分間,外務省において,来日中のプレブジャブ・バヤンムンフモンゴル食糧・農牧業・軽工業副大臣(Mr. Purevjav BAYANMUNKH, Vice Minister, Ministry of Food, Agriculture and Light Industry of Mongolia)の表敬を受けましたところ,概要は以下のとおりです。
- 山根副大臣より,バヤンムンフ副大臣の訪日を歓迎するとともに,東日本大震災に際しするモンゴル国政府・国民からの心温まる支援に対して謝意を表明しました。これを受け,バヤンムンフ副大臣より,東日本大震災の発生に対して,モンゴル国民が被災地・被災者について我がことのように心を痛めたことに言及しつつ,今回の来日で日本の復興が実感でき嬉しく思う旨述べました。
- 続いて,バヤンムンフ副大臣より,モンゴルの民主化・市場経済化への移行期の困難の克服,ゾド(寒・雪害)や家畜伝染病被害の発生時等に際して,これまでに実施されてきた日本政府・国民からの様々な支援に対して謝意を表明しました。
- また,バヤンムンフ副大臣は,山根副大臣に対して,モンゴルの農牧業分野の現況等につき説明するとともに,当該分野における両国の連携の強化の必要性について言及し,この観点から両国政府農水当局間で対話が進展していることに満足の意を表明しました。山根副大臣より,農牧業分野に留まらず,モンゴルの広大な国土に賦存する鉱物資源開発他,様々な分野において両国の協力関係を強化することの意義に言及し,両国間でWin-Winの関係を構築していきたい旨述べました。
- さらに,山根副大臣とバヤンムンフ副大臣は,両国の共通目標である「戦略的パートナーシップ」の具体化の重要性を確認しつつ,両国間の幅広い分野について,忌憚ない意見交換を行いました。