外務本省

山根外務副大臣とクロスUN-HABITAT事務局長との懇談

平成24年5月29日

  • (写真)山根外務副大臣とクロスUN-HABITAT事務局長との懇談1
  • (写真)山根外務副大臣とクロスUN-HABITAT事務局長との懇談2

 29日(火曜日)午後14時40分から約30分間,山根隆治外務副大臣は,来日中のジョアン・クロス国連人間居住計画(UN-HABITAT)事務局長(Dr. Joan Clos)と懇談したところ,概要は以下のとおりです。

  1. 山根副大臣より,6月に開催されるリオ+20,7月に開催する防災ハイレベル会議2012等の機会に,UN-HABITATの知見を生かして, 都市問題への取組に向けて連携を強化していきたい旨述べました。
  2. これに対し,クロス事務局長より,東日本大震災という大惨事に見舞われながらも,日本がUN-HABITATを通じアフガニスタン,パキスタン等の途上国支援を行っていることに感謝が述べられるとともに,日本が震災からの復旧・復興の経験を世界と共有することを歓迎する。UN-HABITATとして強じんなまちづくりに向けて日本と連携していく旨述べました。

(参考)クロス国連人間居住計画(UN-HABITAT)事務局長

 1991年よりスペイン、バルセロナ市副市長を2期務めた後、バルセロナ市長2期、スペイン産業観光商務相(2006年~2008年)、在トルコ・アゼルバイジャン共和国スペイン大使(2008年~2010年)を歴任。2010年に国連人間居住計画(国連事務次長レベル)に就任し、現在に至る。  UN-HABITATは、世界各国の都市問題(特に途上国における居住問題,スラム対策等)の分野で活動する中心的国連機関である。


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