3月12日(火曜日),松山政司外務副大臣は,マーク・ダイブル世界基金事務局長による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 松山外務副大臣より,三大感染症対策における世界基金の貢献を評価した上で,新支援モデルによる事業効果の向上,アジア・アフリカ地域でのJICAとの連携促進について期待を表明しました。また,同基金における日本人初の幹部職員として,國井修氏が戦略投資効果局長に就任したことを歓迎するとともに,本年6月の第5回アフリカ開発会議(TICAD V)へのダイブル事務局長の参加を呼びかけました。
- これに対し,ダイブル事務局長からは,日本が世界基金の生みの親として資金拠出及び技術協力の両面にわたり同基金を支援してきたことに謝意が表明されました。また,同基金設立以来10年間の三大感染症対策における成果を定着させるために,今後は保健システムの強化など広く保健全般にかかる支援についても,日本と協力していきたいと述べ,TICAD Vへも参加する旨を述べました。