3月14日、松山政司外務副大臣は、当省の招へいにより来日中のE.ウィリアム・コルグライザー米国務省科学技術顧問(Dr. E. William Colglazier, Science and Technology Adviser to the Secretary of State)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 松山外務副大臣は、コルグライザー米国務省科学技術顧問の来日を歓迎するとともに、震災・原発事故を通じ、政策決定における科学的知見の重要性を実感した旨述べつつ、安倍政権が経済再生に資する形での日本の科学技術政策及び科学技術外交を進めていることを説明しました。また、このような取組についての理解を深めていただくこと、世界最先端の科学技術力を持つ日米の協力が一層進むことを期待する旨述べました。これに対し、コルグライザー科学技術顧問から、招へいに対する感謝と、訪日を通じて日本に対する理解を深めたい旨述べました。
- その後、松山副大臣とコルグライザー科学技術顧問は、日米科学技術研究開発協力協定に基づく第12回日米科学技術協力高級合同委員会の開催、米国の科学技術外交の取組等について意見交換を行いました。また、国際リニアコライダー計画に関し、日米両国における現状について取り上げ、松山副大臣から米側からの今後の情報提供を求めました。